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丸古一
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2008年04月20日

責任転嫁の連鎖

「文章を書くことは、恥をかくこと」
とぼやいてた、ある先輩の言葉が頭を過ぎった。
身近には、本ブログがそうかもしれないが、記事も同様だ。

A新聞の3月25日付朝刊に、間違いを見つけた。さほど世の中に大きな影響を与えるわけでもないほんの些細なことを扱った記事だったので、こんなして書き上げる必要もない気もする。

某市で、事業を進める家畜を使って、農作物を守るという一風変わった鳥獣対策を取り上げた記事の中。

某市の今年度予算に350万円を計上させて、電線を敷いて、緩衝地帯を作り、そこに「和牛」を放牧し、猿を追い払おうというもの。

記事の中では、「約1・3㎞の柵を設ける」と書かれてあったが、実際は4㎞弱。20年度分が1・3㎞だと某市の担当者は語った。

「誤解があって、間違ったのでしょう」

で、済ます担当者に、間違った記者もそうだが、「単純なミスをするなぁ」、と思った。

本来、その記事の主旨は、「変わった鳥獣対策」に重きがあったんでしょう。だから、些細なことといえば、些細なこと。でも、地元に住んでいる人からすれば、「1・3㎞じゃあ、家の前まで、柵こないやん」「役所の人からは、ここまで来るって聞いたのに」なんて、誤解が誤解を生む事態になりかねない。

単純なミスで、A新聞の記者は、きっと恥を書いたでしょう。
これを「恥」で終わらせてもらえれば、いいが、「恥」を通りこして、「説明責任を果たしていない!」と躍起になる、とやっかいだ。

後期高齢者医療制度問題が、最近取り沙汰されているけど、この問題が表面化するまで、制度改正までの間、長く時間があったはずで、その問題に気付かなかった自分を棚に上げ、「官僚」の悪態をつく記者が大勢いることが、責任転嫁。絶対に彼らはその問題に気付けたはずだ。

僕は、諸問題に気付けていなかったので、これも「責任転嫁」。そして、ここに「恥」も書いていたりする。



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